5月13日に放送された元SMAPのリーダー中居正広くんが司会を務め、世界各国の代表者が日本のヒット曲を歌うという日本テレビ系『のどじまんTHEワールド!2017 春』。
番組の視聴率は12.6%を記録するなどなかなかの様子。
その中でも、一番の盛り上がりを見せたシーンが、インドネシア代表が歌ったSMAPの代表曲でもある『世界に一つだけの花』でした。
しかし、この盛り上がりのシーンにはバッサリとカットされた感動のやり取りが隠されていたのです。
スポンサーリンク
中居正広『のどじまんTHEワールド!2017 春』で見せた気遣い
インドネシア代表が『世界に一つだけの花』を歌い終わった後、大会委員長のテリー伊藤さんが、「中居さんも途中で歌うのかと思った」と言うと、
中居正広「素晴らしかったですね。僕もてっきり入るものと思っていたんですよ。」
中居正広「でも、のどの調子壊しちゃったんです。」
と見事な返しを見せて会場の笑いを誘い…とテレビではここまでしか放送されていませんでした。
しかし、このトークにはバッサリとカットされた隠されたやり取りがあったのです。
それは、インドネシア代表が『世界に一つだけの花』を歌い終わった後に発生。
すると、それを聞いて会場にいた多数のSMAPファンが感動し泣き出してしまう事態が発生。
会場は暗い空気に包まれ、なんとも言えない暗い雰囲気に。
しかしその時でした。
中居正広「昔、歌ってたんだよ!口動かしていただけなんだけど(笑)知ってた?」
インドネシア代表「もちろん」
中居正広「いや~、本人に会えちゃったね。会えるもんだね。他の人にも会わせたかったな~」
と退場しかけたインドネシア代表らと、冗談混じりのトークを展開。
すると、暗い雰囲気に包まれた会場が一転して穏やかな雰囲気に包まれたのです。
しかし、このやり取りはテレビではバッサリとカット。
そもそも約4時間の収録を2時間枠で放送するので、メインである歌はカット出来ないために、トークを編集で削るしかないそうで、中居正広くんは、暗い雰囲気になっていた会場を盛り上げるために、自分のトークはカットされることを承知の上で先ほどの自虐とも言えるSMAPトークを繰り広げたのです。
出演者はもちろん、会場に観覧に来ている人たちにも楽しい気持ちで参加してもらえるよう、中居正広くんなりのサービス精神なのでしょう。
しかも、そのネタがジャニーズ的にも触れてほしくないであろうSMAPネタですからね。自虐とも言える話題で盛り上げる姿はまさにプロのエンターテイナーと言えるでしょう。
さらに、収録後は出演者と記念撮影を終えると、舞台袖で各国の通訳担当者にも、
中居正広「長い時間お疲れ様でした」
と労いの言葉を送るなど、見えないところでも気を使うのはさすがとしか言いようがありませんね。